いつもお読みいただきありがとうございます。
オナコラ.comのK子です。
今日も何人読んでくださっているかよくわかっていないのですが
オナニーの世界史について淡々とお話していきます!
フランスの思想家、ジャン・ジャック・ルソー。
もしかしたら「中学や高校の歴史で習ったことがある」という方もいらっしゃるかもしれません。
彼は社会契約論を唱えた啓蒙家として非常に有名ですね。
また「人間は生まれたときは自由である。しかし、同時に人間は鉄の鎖につながれている」
という名言を残したことでも有名です。
ルソーは
「社会なんてできる前の原始時代の方がよかったんだろうけど
でももう人間社会ができあがってしまっているわけだから、自然に戻るのは無理。
だから、人間社会をよりよくする必要があるよね。」
という自然回帰を本当は理想としている考えも持っていて
彼は実際に自分の墓を「自然に恵まれた場所に作ってほしい」と遺したといわれています。
それは本当です。
正確にいえば「あのジュネーブ人(ティソ)は我々の英雄だ!」ですが。
実はルソー、ティソと並ぶほど「反オナニー」の考え方を唱えた人物のひとりなのです。
彼は、ティソがオナニスムを発行する以前に、自身の「エミール」という著書でこんな文章を実際に残しています。
(あまりに面白すぎるので全文引用します)
だから、よく注意して青年を見張っているがいい。
彼はあらゆる他のものからは自分を守れるかもしれない。
しかし彼を彼自身から守ってやるのはあなたがたの仕事だ。
昼も夜も1人にさせてはいけない。少なくとも彼と同じ部屋に寝るがいい。
眠くてやりきれなくなるまでは床につかせないように。
そして、目が覚めたらすぐに床を離れさせるように。
そういうことでは済まされなくなったら、本能を警戒するのだ。
本能は単独に働いている間はよいものだ。
人間が作り出したものに交渉を持つと、それは疑わしいものになる。
本能を失わせてはならないが、それを規制しなければならない。
そして、これは恐らくそれをそれを失わせることよりもいっそう難しいことだ。
それがあなたがたの生徒に官能をだますことを教え、
官能を満足させる機会に代わるものを教えるのなら、非常に危険なことになる。
一度彼がそういう危険な補いを知ることになったら、もう駄目だ。
その後、彼はいつまでも虚弱な体と心を持つことになる。
青年が束縛されるもっとも有害な、そういう習慣の惨めな結果を、墓に入るまで持ち続けることになる。
一生懸命「自慰」や「オナニー」というキーワードを入れないように必死に説明していることに対して
ついつい笑いが抑えられなかったので全文載せさせていただきました。
しかもよくよく考えると、こんなにオナニーの快感についてルソーが知っているということはつまり…
ルソーはしたことがあるのではないかと…疑惑まで持ってしまいました。
話を戻しますがそんなルソーのことですので、オナニスムを読んだ時に
「あのジュネーブ人(ティソ)は我々の英雄だ!」
という言葉がこぼれたわけです。
その後ルソーはティソと生涯を通じた付き合いになります。
医者嫌いであったルソーですが、医者のティソと付き合いがあるなんて少し意外ですね!
(反オナ友…っていう扱いになるんですかね)
K子実はパリのパンテオンにてルソーのお墓を見た事あります。
実はK子さん、旅行大好きです。
(本当は旅行会社に就職する予定だったというレベルに好きでした。
総合旅行業務取扱管理者をなぜか持っています)
ついさっき
>彼は実際に自分の墓を「自然に恵まれた場所に作ってほしい」と遺したといわれています。
という文章を書いた中申し訳ないのですが
一度は彼は自然に恵まれた場所に埋葬されたのですが
しばらくして偉人となるとパリのパンテオンに運ばれます。
パンテオンにて実際見たルソーのお墓がこちら
…鬼瓦!?
…未だにこれを思っているんですけど
これがかわらなのか、鬼瓦なのかいくらググっても真相が出てきません
調べてもわからないのでK子の中では七不思議のひとつになっています。
これ…本当に鬼瓦なんでしょうか。
誰か教えてください。